Il viaggio di nozze (Firenze)
イタリアのお話、飽きてませんか?
やっと後半です(^_^;)
6日目
ここのところ、実に規則正しい生活を送っている。
朝は7時起床、夜は12時前には就寝。。。
今朝も同じである。
今日はとても好きな絵のあるウフィッツィ美術館でゆっくり絵画を見る予定。
ホテルを出て美術館に向かう途中、1人のやや高齢のご婦人が私たちの前を歩いていた。
格好は少し貧相で、あまりここの土地のスタイルではないようだ。
姿勢良く、スタスタと足早に歩く女性。
どうやら向かう方角は一緒らしいのだが、そんなに気にとめずに私たちは後ろを歩いていた。
程なく美術館に到着。
と、その女性、すっと腰を屈めて足取りはヨタヨタと行列に近づき、観光客に向かいお恵みを求めているではないか!!
イタリアの方々は慈悲深い方が多いので、気軽に小銭をチャリンと持っているコップに入れてあげるのだが、あのここへ向かう道すがらの元気に歩く姿を見てしまった私たちは、わずかな情けさえもどこかに消えてしまった。
これもその女性にとっては「お仕事」なんだろうけど、人を欺いてお金を得るというのは全く理解できないなぁ・・・
気を取り直して、美術館へ。
ここも大行列なのだが、コチラは日本からインターネットでの予約が可能なので、おかげですぐに入場することができた。
予約料がわずかにかかるのだが、行列に並ぶことを考えれば安いものだ。
イヤホンガイドを聞きながら、ゆったりと絵画鑑賞を堪能。。。
それにしても館内は日本人が多い。
街中でもレストランでもあまり会わないのに・・・
どうやらみなさんツアーのようです。
「ここで○時集合ですよ~!」とか、「トイレは行っておいてくださいー!」とか・・・
添乗員さんって、ホント大変そうです。
ウフィツィ美術館から見るポンテヴェッキオもステキです。
今日のPRANZO
「La Grotta di Leo」ホテルのお隣にあるピッツェリア。
イタリアでは割と珍しいBirra spina(生ビール)があります。
トスカーナサラミ・ポルチーニのピッツァ・ムール貝とアサリのスープ・フィレンツェ風トリッパをビールと白ワインと共にモリモリといただく。
普段は少食のオットも「うめぇ~うめぇ~」とかなりご満悦のようだ。
そしてこのご満悦のトドメを刺したのがSorbetto al limone
こんなに美味しいレモンシャーベットは食べたことが無い!
これ以降、オットは「ウチで作る!!」と意気込んでいる。(未だ実現には至っていないが・・・)
お腹いっぱいになったところで、お昼寝 zzzzzzz
CENAは昨夜入れなかったお店へ行くために予約を。
お昼にたくさん食べたので、9時に行こうとしたのだが、やはり人気店。8時しか空いてないという(ーー;)
でも、今夜はフィレンツェ最後日。どうしても行きたかったので、やむなくまだまだ明るい8時にお店へ向かった。
「St. Bevitore」その名も「聖なる呑み助」我々にとってこれ以上の称号があるのだろうか・・・
テーブルの照明はほぼキャンドルで、とてもお洒落で居心地のいいダイニングバーである。
スプマンテを1本飲みながら、オススメのチーズと生ハムの盛り合わせをいただく。
驚いたのはチーズに添えられた蜂蜜。ピリリと辛いペペロンチーノ入りだ。
これが美味しい!!
呑み助にぴったりの小細工。
生ハムはやはり足りなくて追加オーダー
イタリアはあまり美味しいパンに出会わないのだが、ここはOK
プリモとセコンドは1皿ずつ頼んで、2人でシェアした。
赤ワインを1本。スタッフおすすめのロッソ ディ モンタルチーノを飲みながらおしゃべり。
またトイレネタですが。。(^_^;)
ここのトイレの表示がカワイイ。
星の王子様の絵なのだ。
男の子用
女の子用
帰り道、ジェラテリアに寄って、ピスタチオとメロンのジェラートを食べる。
メロンはまるで果肉そのもの!!!
6年前に泊まったホテル
今回のホテル。ものすごく近くでした。
夜の散歩がとても気持ちがいいのです。。。
by sorelle | 2007-05-31 22:09 | viaggio