La signora anziana (ご婦人)

4月5日(mercoledi)

久しぶりに髪を切った。
髪の重さなんてそうあるもんじゃないのに、ずいぶんと軽くなったような気がする。
それにしても最近美容院にいくのは、初めて足を踏み入れるバーの時のような心積もりが必要である。
「いくらかかるのだろうか・・・」
そして今日も・・・
「これで少なくても2回は飲みに行けたなぁ~」

ホント 女性はお金がかかりますわ(^_^;)


「昔ながらのことを続けていれば、お金はそんなにかけなくてもキレイでいられますのよ。」と白髪の美しいご婦人。
御歳86とは思えないキメの細やかな白い肌はそのことが嘘ではないことを証明していた。

今夜はこのご婦人がいつものワインバーへ来店されるので、ご一緒にいかがですか?とお誘いをいただいたき、こうして貴重なお話に耳を傾けている。

この「ご婦人」とは、遠野市にゆかりのある物語をお書きになった民俗学者のご長男の奥様で、著作権代表として執筆活動やギャラリーの経営をされている 今もって現役のスーパーウーマン。
遠野にある敷地1500坪に90坪のお屋敷には一度お邪魔させていただいたこともあることから、今夜こうして光栄にも同席させていただいている。

話は戻って・・・
昔、家の庭にはヘチマが植えてあり、それから取れる水を化粧水にしていたこと、椿油を使って髪のお手入れをしていたこと、お化粧やパーマは最低限にすること、染めるのは良くないこと、などなど。。。ちょっと胸にチクッとささるようだが、とても含蓄のあるお言葉を数々いただいた。

でも決して現代を否定しない。
「今はホントに素晴らしいわねぇ。女性一人でもこうしてバーで自由にお酒をいただくことができるんですものね。貴女がうらやましいわ。」と言いながら、私のほっぺたをチョンとつついた。

真っ赤なコートをさらりと羽織り、「では、ごきげんよう」とお帰りになった後もその辺りにはやわらかな空気が流れていた。

あの方のような心が豊かで、品のある女性になりたいと思った。

今夜は外も内も磨かれたかしら?

ジェイコブス クリーク
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ブルスケッタ 3種
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ブルゴーニュ キュヴェ アニヴェルセル 2000
喉に残る長い余韻・・・古酒のような色と香り
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生ハム、チーズ、レバーペーストのスペシャルプレート
レバーペーストが最高に美味しい!
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メルロー ディ サン レオナルド 2002  イタリア フリウリ
香りはまるでサンジョヴェーゼのよう。酸味もありメルローをあまり感じさせない。
でもしっとりと舌にまとわり付くような滑らかさ。
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筍と春野菜のペペロンチーノ
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サヴィニー レ ボーヌ 2000  クロ デュ ゴトー   レーヌ ペドック
上品な色気のあるワイン。
均整のとれたバランスで素晴らしい!!
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by sorelle | 2006-04-06 01:29 | Il vino | Trackback | Comments(0)

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