grazioso vino (優美なワイン)

1月18日(mercoledi)
皇帝K氏より「すばらしいピノを開けますのでいかがですか?」とお電話をいただき、仕事帰りにBへ駆けつけた。
1杯何と6000円((((((^_^;)
でも、決して自分では買えるワインではないのでこういうチャンスは大事にしなければ。。。
抜栓は3時間前・・・
デキャンダージュしているところを覗き込むように顔を近づけると、なんとも優美な香り。
すぐにでもいただきたい気持ちだが、まずはエーデルピルスを1杯とメオカミュゼのオーコートドニュイを1杯。
このオーコートドニュイもすばらしい。
すっかり酸が溶け込んでいて、蜂蜜の入った飴のような感じでとても優しい。
そして「グリオット・シャンベルタン  1989 ジョセフ ロティ」
優美な香りだが、とてもピュアな感じ。
理想の女性のようである。
まだ硬さはあったものの、初対面でも十分に魅力を感じられる彼女であった。
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珍しいレバノンのワインをご馳走になった。
シャトーミュシャール 1990
香りはまるでフランスワイン。
同席していたワインにとてもお詳しい方がおっしゃるには、「シャトームートンのようだ」と。
私は残念ながらまだムートンをいただいたことがないので、わかりません・・・(T_T)
このワインはその年に戦争が始まったために、ヴァンダンジュを早めて作られたらしい。
戦争とワイン。。。まったく正反対のもののような気がするが、向こうではどちらも身近にあるもののようだ。
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by sorelle | 2006-01-18 23:38 | Il vino