ostriche (牡蠣)
私たち夫婦は牡蠣が大好物です。
毎年山田の牡蠣生産者の知人から牡蠣を取り寄せておりました。
ところが昨年の大津波・・・
すべて流されてしまい、知人は廃業することになったそうです。
でも、私たちは山田の海と牡蠣が大好きです。
復興を始めた山田を応援したいと、復活した牡蠣小屋を訪れるバスツアーに参加しました。
朝8時に盛岡駅から出発!遠野の道の駅に立ち寄り、住田町民俗資料館で産金の歴史を学び、まだまだ瓦礫の山が残る釜石を経由していよいよ山田のかき小屋へ到着です。
今は穏やかな海沿いに小屋はありました。
明るく元気なお母さんたちが出迎えてくださいました。
圧巻の牡蠣の山、海の香りでいっぱい!
お母さんたちが慣れた手つきで素早く殻を外し、まるでわんこそばのように次から次へと私たちの目の前に置いてくれるのです。
私たちはそれを夢中で食べます。
中にはシューリ貝や小さな帆立貝も♪
津波の後、牡蠣は通常の2~3倍の速さで成長をしているそうなんです。
自然とは不思議なものです。
持ち込んだシャンパーニュも味わう暇はありません(^_^;)が、本当に美味しく楽しい1時間。
あっという間に食べつくしました
今回私たちが参加したバスツアーはスペシャルメニューで、山田の鮭のちゃんちゃん焼き、あかもくのおにぎり、あら汁もいただくことが出来ました♪
お世話になった明るいお母さんたちはみんな被災し、今は仮設住宅に住んでいると聞きました。
私たちに出来ることは小さな小さなことですが、これからも出来ることを続けていこうとあらためて思いました。
お名残惜しくも山田を出発した後は、被災地で一番初めに観光を復活させた「浄土が浜」を散策し、宮古の魚菜市場でお買い物
帰りはミラーバーンの区界の運転を心配することもなく、ぐっすりと眠り盛岡へと帰ってまいりました。
お酒も飲めるし、バスツアーって結構いいかも
by sorelle | 2012-02-01 00:09 | viaggio